0歳

(あげなおし)

今年で30歳という
ある意味節目の年なので、
人生記録を始めます✏️
今までの人生を振り返る!


そこそこ波瀾万丈なので
かなり重い内容になりますが、
書き連ねることで
関わってきた人への感謝や
身近な幸せに気付けたら良いなあと思う!


というわけで
0歳🍼


1991年12月22日 雪の降る日の夕方
八王子市北野町の
沼○医院にて生まれる。(○→崎)


1つ上の兄、2つ上の姉も取り上げてもらった、ご夫婦で開業されていた
小さな小さな病院。

母は第一子(姉)の出産の時は、21歳
あまりの痛さと苦しさに
痛いと叫び続けていたら、
沼○先生(男性のご年配医師)に
「これから母親になるのに弱音を吐くな!!お腹の子だって頑張ってるんだぞ!!!」
と喝を入れられたらしい。


妊娠期間からかなり厳しい先生で、
出産のこの一言でさらに
「どれだけ苦しいか分からないくせに!クソジジイ!」と怒りが湧いた母だったが


「あの沼○先生の一言があったから、
産んでやるって、死ぬ気でがんばれたから
先生には本当に感謝してる。
厳しいけど、優しい先生だよ。」
と常々話していた。


私の出産は、
臍の緒が首に絡まっていたらしく
かなり危険なものだったらしい。


「生まれる時に本当に痛くて大変だったから、その分、本当に可愛かった。本当に、天使かと思って。」
と言われていたから、多分、すごく可愛がってくれていたと思う。


「生まれる時に楽だった(比較的安産だった)兄は、生まれてからが大変だね...」
とも、よく話していた母です(悲)



沼○先生、小学生の時も私の大怪我で
お世話になるのですが(それは小3の回で書く)


私が中2の時に母が
風邪をひいた時に、なんとなく顔が浮かんで
いつも行かないのに沼○医院に行ったら

看護師の奥様が出てきて
「先生に風邪を診てほしくて」と伝えると
とても驚いて、涙されながら


「先生、昨日亡くなっちゃったの。
きっと先生が会いたくて呼んだのね。
まだ中にいるから、会ってあげて」と言って
通してくれて、お別れをしたという話がある。

当時、私もそれを聞いて衝撃!
中1で病院のある街からは引越していたので、
小3の怪我以来、一度も行っていかなかったから。


母は昔から胸騒ぎみたいなものが
強く現れるタイプなんだけど(霊感強め)

縁や、人の念って本当にあるのだなあと
思った話でした。


沼○先生、無事に取り上げてくれてありがとうございました。
きょうだい3人も、母も、生きています。


記憶は特にないですが、
きっと見守られ愛されて育った0歳でした。