5歳

年長、園庭にあるハウスが好きで砂まみれでおままごとをしまくっていた思い出。
ゆりえちゃんとさらに仲良くなりずっと一緒にいた。
バレンタインチョコをあげる代わりにポケモングッズを交換しようと好きな男の子にせがんだら、一秒で担任にバレて呼び出され(メンタルを)ボコボコにしばかれた。
年長の担任まじで怖かった。
母曰くいつも汗まみれ砂まみれで走り回っていたらしく、相当な元気キッズだったと思う。
 あとなんかローラー滑り台でしりを熱くしまくっていた。
 
 家庭はどんどん破綻していって、父がブチ切れて(理由は覚えてない)食器棚からフリスビーみたいに皿投げまくって、母が足から出血してきょうだいで泣き叫んだのは強烈すぎて覚えている。まじで狂犬。狂った犬。
とにかくいわゆるDVがどんどん凄まじくなった。
大好きな母がスチール缶で殴られたり蹴られる姿を見るのは本当に辛かった。
 それでも父は子どもには優しくて、ピクニックランドに連れて行ってくれたり、映画によく連れて行ってくれた。漫画や本も沢山買ってくれた。
 家族で外食に行くこともあったけど、和やかに楽しい雰囲気で過ごすことはほとんどありませんでした。ただ、不仲なはずなのに結婚記念日だけは子どもを祖父母に任せて二人で出かけていた。いつもは険悪な雰囲気なのに不思議で仕方なかったけど、その日だけは笑顔で出かける母の姿が、子どもながらに嬉しかった。